FUMIEと制作した曲が、私の音楽活動の根幹です。
1stアルバム「暁の女神」
3rdアルバム「大地の鼓動」
このCDと楽曲があって、
私の演奏機会やミュージシャンとの出会いや
セッションが広がっていきました。
これまで、
私とご一緒してくださったミュージシャンは
パーカッション・フルート・オカリナ
声楽・ギター・バイオリン・電子楽器と
本当に様々で、
珍しい音色にジャンルを超えて
サポートしてくださっています。






今後は、木管五重奏や、ユーフォニアム、合唱と、
さらに幅が広がる予定です。
おいおい、ブログでご紹介していきますね!
FUMIEとの出会いは21年前にさかのぼります。
当時働いていた職場の、私の右隣の机!!
FUMIEは音楽科の院を卒業していたので、
いつか自分の教室を開くのだろうな
とは思っていましたが、
その当時は
お互いにアナウンサーのお仕事だったので
まさか音楽を共にするとは
思ってもいませんでした。

誰もみたこともない楽器を入手して、
メロディらしきものができてきた最初の曲は
「雷雨」。
癒しの音色なのに、
まったりゆったりな曲ではなくて、
激しい曲ができてしまったのは不思議です。
打楽器特有のカッコよさや
リズムは表現できるものの
私の頭の中には
「もっと・・・ゴロゴロとか、ピカッ!とか、
ザーザーとか、なんだよな・・・」
ちょっとピアノで弾いてみた。
これこれ~!
でも、もっと欲しい!!
私のピアノでは無理だ。
途中まで楽譜を作ってみたものの弾けないし、
イメージを音にできない。
そんなもどかしさの中、思いついたのがFUMIEの顔。
正直、音楽をしている人をFUMIEしか知らなかった
というのもあるし
正直、ただFUMIEとなんかやりたい!
という想いしかなくて
彼女のアレンジが好きだとか、
ピアノが好きだからとか、
そういう
音楽要素的なものではなかった気がします。
(FUMIEちゃんごめんね(笑))
それで、
サビに入るまでしか音符が入っていないような
中途半端な楽譜を送ってみた・・・。
FUMIEは…まずは、なんだこの楽器は?
から始まるわけです。
司会やアナウンスの仕事をしてるはずのSAYOが
病気で倒れたはずのSAYOが
なにを始めた??ってところから。
そして、私が作った中途半端な楽譜は
中途半端なだけではなくて
ピアノ弾きではない者が作るから
「弾きにくいんだよ!」と文句言いながらも
そこはカットしないまま、
すんごいピアノパートを創り上げてきました。
何をもって”すんごい”のかというと
「ゴロゴロ、ピカッ、バリーン、ザーザー」が
全部つまっていて
怪しげな雲行きから、
本格的な雷雨になるまでの描写が
私の頭の中のイメージと
ピッタリとリンクしたのです。
まさに、自分が雷に打たれてしまったわけです。
で、その楽譜と音源をもらって、
私がひとつだけお願いしたのは
「最後に、虹をかけて。」
はい、まったく音楽用語出てきません(笑)
その後の曲でも、私のオーダーといえば
「妖精とばして」「最後に発芽させて」
「上昇気流にして」「キラキラの光がいい」
などなど・・・非常に抽象的なお願いであり、
完全にFUMIEのセンス任せ(笑)
これまでの、
音楽のお勉強と技術を
フル活用してくれているFUMIEです。
ちなみに、
「難しいよぉ~ネタ切れるよ~」と言いながら
アレンジをしては、
レコーディングでは
「あ~、自分の首しめたわ~」が口癖!
でも、なんだかんだ、やり切っちゃうんですよ。
すごいよね。
特に、
レコーディングなんて
お互いに何にも知らなかった1stアルバムでは
10時間パックというシステムに
詰め込んだ私たち。
1音も外せない集中力を10時間!!


精も魂も尽き果てて
抜け殻になった二人であります。
で、
ゆとりが大事!を学んだ
3rdアルバムのレコーディングは
会場周辺にコンビニがひとつ。
夜中に1日目を終えたら・・・
コンビニの棚は見事に何もなく・・・
宿ではもちろん夕食時間は終わっていて・・・
翌朝の朝ごはんの食べっぷりに笑った二人であります。
もちろん二日目はあらかじめ
昼食・夕食を全てゲットしてから臨みましたよ(笑)。

猪突猛進で、
何事も恐れ知らずで飛び込む私ですが、
ちょっとだけひるむ瞬間もあり、
それを見逃さないのがFUMIE。
誰にも気づかれない程度の迷いの中にいるときに、
彼女の
「やらないの?」が飛んできます。
きたきたーーーーー(笑)
もしくは無言の「やらないの?」の
パターンもあります。
まだ1台使いのころに、
きっと2台つかったら
幅が広がるよなぁ~と内心思っていたら
有無をいわさず、伴奏に変調をいれてきた!
楽譜の向こうに「やらないの?やれるよね?」
FUMIE先生の顔が見えちゃいました。
こんな風に、
絵画を描いたり、
物語を紡ぐように曲をつくる二人の秘訣は、
「妄想癖」。
でも、きっと、この妄想癖が音楽になった瞬間、
たくさんの方々と共有できると思うのです。

一度、この二つのCD聴いてみてください。
難解な曲は作れません。
あぁ、
雷雨だね!
雪が舞ってるね!
魚がジャンプしてるね!
海がキラキラしてるね!
生きるのは苦しいよね!
こもれびだねぇ。
タイトル通り、
単純にそう感じていただけると思います。
そして、その先の世界は皆さま自身のもの。
雷雨を部屋の中で感じたり、
雪に大の字に寝そべったり、
イクラの美味しさを感じたり、
海水浴の思い出、
こもれびの散歩・・・
そんなイマジネーションが、
生活のなかの一瞬を
リラックスタイムにしてくれるのだと思います。
私は、音楽を聴くのも奏でるのも好きだけど
創っていく課程がたぶん、
一番楽しい気がします。
FUMIEとの曲が、
よりたくさんの方々の音色が
重なったり、アレンジされたりして
角度の違う景色が見えるのも楽しいです。

全ての始まりを
共にクリエイティブしてくれているFUMIEに
感謝を込めて・・・。
函館在住の彼女とは、
共演できる機会は多くないけれど
旭川や札幌で出会うミュージシャンはみんな、
FUMIEのアレンジに
リスペクトをしていただきながら
親交を深めてくださいます。
やればやるほど、
彼女の柔軟性と対応力と感性が
私にとって特別なものなのだと
遅ればせながら気が付くのです。
だって、最初が
FUMIE、ふ~ちゃんだったんだもん!(笑)


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